酉松会(ゆうしょうかい)とは、
一橋大学サッカー部の活動を支援するOBの団体で
OB・現役有志の寄稿による「酉松会新聞」の発行、
OB戦やフットサルの開催など様々な活動を行い、
当ウエブサイトで公開しています。

異例づくめのOBOG総会&祝勝会

2024年1月15日  タグ: トピックス   コメントする

令和6年(2024)1月13日(土)17時半、
午前中の晴天が急変し、みぞれまじりの小雨が降るなか、
4年ぶりとなる対面式のOBOG総会、及び祝勝会が開催された。

会場はこれまでの三菱養和会巣鴨スポーツセンターではなく如水会館。
しかもOBOGに加えて現役部員の保護者の方々も参加。
さらにリーグ戦の結果報告だけでなくクラブ事業決算の黒字報告や
来年度事業の拡大計画まで発表されたのである。まさに異例の総会。
「隔世の感があるなあ」
会場に集まった多くの旧世代OBたちは、ため息まじりにそう言った。



総会に続いて行われた祝勝会は、
これまでになく和気あいあいとした家族的な雰囲気に包まれた。
特に最長老OBの御三方(89歳〜92歳)が曽孫のような部員たちと
親しく語り合う光景が微笑ましく、また感慨深くもあった。





能登地震に航空機の衝突事故と波乱の年明けとなった令和6年。
今年度は東京・神奈川リーグ1部で戦う一橋サッカー部の
更なる躍進と酉松会の発展を心から願う。



さて、ここからはやや蛇足になるが、
今年卒業する4年生は土の小平グラウンドを知る最後の世代だそうだ。
しかもコロナ禍で1年生の時は、ほとんど練習ができなかったという。
たった4年前のことなのに随分昔のことのように思われる。
また今年は小平キャンパス開校90周年を迎える年でもあるので、
乾けば「砂漠」、雨が降れば「泥沼」と化した往時のグラウンドを
振り返りながら、この記事を締めることにする。



✳︎令和2年(2020)三商大戦



✳︎平成30年(2018)・・最初の2枚は撮影年不詳




✳︎平成元年(1989)           ✳︎昭和48年(1973)

✳︎昭和32年(1957)            ✳︎昭和34年(1957)

✳︎昭和22年(1947)          ✳︎昭和11年(1936)

福本 浩(酉松会新聞編集長 昭52卒)記

高田菊夫先輩、ご逝去

2023年12月10日  タグ: 訃報   コメントする

令和5年(2023)10月25日、
高田菊夫先輩(昭28卒)が逝去されました。享年92。
謹んでお悔やみ申し上げます。

✳︎1952年(昭27)春 小平グラウンドでのOB戦より

酉松会会員一同

池田致先輩・大橋祥勝先輩、ご逝去

2023年12月1日  タグ: 訃報   コメントする

令和5年(2023)8月12日に池田 致先輩(昭39卒)、
11月26日に大橋祥勝先輩(昭39卒)が逝去されました。
これまでのご支援に感謝すると共に、謹んで哀悼の意を捧げます。

★昭和39年卒業アルバムより

東大OB・職員との巴戦

2023年11月25日  タグ: トピックス   コメントする

毎年11月23日に行われる東大OB&職員との巴戦。
昨年は雨で流れたので今年の4月22日に開催され、久々の優勝。
それから7ヶ月後、一橋は連覇を賭け、総勢15名で戦いに挑む。
と言っても相変わらずの和やかさ。日差しも暖かく絶好のサッカー日和。
気持ちのいい試合だった。

近年は一橋OB(60代)だけでは人数確保が難しく、
昔の職場のサッカー仲間や慶応OBなどに助っ人を頼んでいるが、
今回は御年76歳になる有田 稔先輩(昭44卒)と彼の卒年に生まれた
水谷 健くん(平4卒)が初参加。選手層が幅広く厚くなった。
本来50歳代OBの参加は認められていないが、内緒です(笑)。





さて、結果は・・・見事、連覇達成!
しかも深谷 徹くん(昭53卒)がハットトリック!
現役時代はGKだったのにOB戦では常にFW。うちのエースの快挙です。

試合後の懇親会では、東大OB「泥蹴会」の御薗慎一郎さん(昭51卒)の
叙勲が発表された。卒業後は地方行政の道に入り福岡・福井・茨城・愛知で
地方自治体の運営、内閣官房で地域再生を手がけ、厚生労働省では
介護保険制度も担当、さらに2002日韓W杯を裏方として支えたという。
その長年の功績が高く評価され「瑞宝中綬章」を受賞された。

4月の優勝時には東大側が持ってくるのを忘れた小さな優勝杯を
我がチームの世話役である山根言一(昭52卒)が受け取った。
その後に嬉しいハプニング。
御薗さんは自身の大切な勲章を一橋の長老(3チームの中でも最長老)の
有田先輩とハットトリックの深谷くんを称えて胸にかけてくれたのである。
これには一同大感激。本当にありがとうございます。


もう何十年も続くこのOB戦。世代も大学も超えた不思議なつながりは
年々親密度が増している気がする。今年は特にそう感じた。
最後はエール交換をし、「100歳までボールを蹴ろう!」と誓い合った。
50~70代の酉松会OBの皆さん、来年は、ぜひご参加を!

「小平G建物配置図」の改訂とお詫び

2023年11月13日  タグ: 沿革   コメントする

皆さま

左サイドバーに掲載していた「小平G建物配置図の変遷」に
石神井時代の建物配置図や新たな写真を加えて改訂しました。
「小平campus1923-1974」と「小平campus1975-2023」です。

併せて「国立campus1920-1974」と「国立campus1975-2023」も
編纂し掲載しました。お時間のある時にご覧ください。
現役時代の記憶や思い出を呼び起こす一助になれば幸いです。

なお、今回の編纂作業をする過程で、「100年史 Vol.1 沿革」に
掲載した写真に間違いがあることが判明しました。
下記の大正12年(1923)の関東大震災で廃墟と化した
神田一ツ橋キャンパスの写真です。
奥に写っている高い建物は、如水会館ではなく図書館でした。
すでにWeb版は訂正しましたが、書籍版は直せません。
この場を借りてお詫び致します。

(誤)                 (正)

酉松会新聞編集長 福本 浩(昭52卒)