酉松会(ゆうしょうかい)とは、
一橋大学サッカー部の活動を支援するOBの団体で
OB・現役有志の寄稿による「酉松会新聞」の発行、
OB戦やフットサルの開催など様々な活動を行い、
当ウエブサイトで公開しています。

6年ぶりの昇格達成!

2023年9月25日  タグ: トピックス   コメントする

9月24日の20節、一橋は東京工業大学に1-0で勝ち、
東京・神奈川リーグ1部昇格を達成した。

✳︎赤字は20節の結果
✳︎青字は松蔭大学の辞退による不戦試合

前期リーグ戦は開幕2連敗とつまづいたが、その後は9連勝。
しかし後期に入り、13節は工学院大学に1-1のドロー、
14節は神奈川工科大学に2-3で敗れ、
16節は最下位の防衛大学にも2-3で敗れるという
前期の好調を忘れたかのような戦いぶりだった。

東工大戦も相手の早いプレスと固い守備に苦しみ、
最後尾でパスを回す時間が長くなり、なかなか前線への楔や
相手DFラインの裏を突く効果的なパスを出せないでいた。
イライラが募る中、ようやく後半20分に先制点が生まれる。
決めたのは4年の大型FW(182cm)10番小林尚史で、今期12点目。
これが決勝点となり、歓喜の瞬間を迎えたのである。







思えば、平成28年(2016)に東京2部から1部に昇格したが、
翌年、グラウンドの「無段転貸」で大学から活動停止処分を受け、
秋季リーグ戦を戦うことができず、再び2部に降格した。
以来6年間、ずっと昇格を待ち侘びていた部員と
OBOG・家族・友人たちは笑顔で喜びを分かち合った。





さて残り2試合。
日本大学文理学部と日本大学生物資源科学部にも勝って、
ぜひリーグ優勝で昇格に花を添えてもらいたい。
喜びに水をさすような話になるが、今期から神奈川勢が加わって
関東リーグが3部制となり、東京・神奈川リーグ1部は
従来の東京2部にあたるわけだから、元の位置に戻っただけとも言える。
現役諸君は気を引き締め直して、これからも戦い続けてほしい。

明日、1部昇格決定か?!

2023年9月23日  タグ: トピックス   コメントする

皆さま

本日、3位の工学院大学が防衛大学に2-3で負けました。
さらに松蔭大学が残り3試合を辞退したので(コロナのため)、
工学院は1試合を残して勝点40。一橋は3試合を残して勝点43。

もし一橋が全敗し工学院が勝つと、勝点は同じですが、
対戦成績が1分1敗と負けているので3位に陥落し昇格はダメ。
残り3試合を1試合でも引き分ければ、1部昇格が決定します。
明日からの小平Gでの3連戦、お見逃しなく!

第20節:9月24日(日)14 : 30 一橋 vs 東京工業大学 於 小平G
第21節:10月1日(日)14 : 30 一橋 vs 日大文理学部 於 小平G
第22節:10月8日(日)13 : 45 一橋 vs 日大生物資源科学部 於 小平G

いよいよ大詰め、1部昇格を勝ち取れ!

2023年9月22日  タグ: お知らせ   コメントする

東京・神奈川2部リーグ戦の第19節を終えて
一橋は首位をキープ(ただし2位の日大文理は1試合延期で未消化)。
残り3試合が下記の予定で行われます。

第20節:9月24日(日)14 : 30 一橋 vs 東工大 於 小平G
第21節:10月1日(日)14 : 30 一橋 vs 日大文理 於 小平G
第22節:10月8日(日)14 : 00 頃 一橋 vs 日大生物資源 於 未定

1位と2位が1部リーグに自動昇格。
一橋の勝点は 43、3位の工学院大学の勝点は 37。
その差は6ですから、あと1勝1分以上で昇格が確定します。
いよいよ大詰めの戦いです。
OBOGの皆さま、ぜひ小平Gに足をお運びください。

また、すでに小平通信でご存知かと思いますが、
10月8日には小平Gにて「OBOG交流戦」も予定されています。
皆さまのご参加を心よりお待ちしています。

【OBOG交流戦】
✳︎ 09 : 00 グラウンド開放
✳︎ 09 : 25 代表幹事様ご挨拶
✳︎ 09 : 30 交流戦試合開始
✳︎ 11 : 30 試合終了
✳︎ 14 : 00 リーグ戦最終節 vs 日大生資(会場未定)

日本、ドイツに完勝!

2023年9月12日  タグ: トピックス   コメントする

9月10日未明にNHKで放送された国際強化試合、日本vsドイツ。
なんと4-1で、まさかの完勝! 興奮して試合後も眠れなかった。
先発は、GK大迫敬介以外ほぼ誰もが予想したベストメンバー。
ドイツのホームだったが、日本は自信に溢れた見事な試合運びで、
カタールW杯より確実にレベルアップしたことを世界に示した。
と同時に、ドイツの監督ハンジ・フリックを解任に追いやった。

【先発・交代】

【得点】
11分 伊東純也、22分 上田綺世、90分 浅野拓磨、90分+2 田中 碧

復帰した冨安健洋と板倉 滉のCBコンビは最高だった。
勇気を持ってディフェンスラインを高く保ち続けていたし、
両サイドへの正確で効果的なロングフィードも見事だった。
伊東純也と菅原由勢も絶好調!久保建英も短い時間で2アシスト。
とにかく今回のドイツ戦は、誰が出ても、フォーメーションを可変しても
全員が1つの生き物のように連携していた。それがすごい!





【ハイライト動画】

ボールを奪われても追わないドイツCBリュディガーの怠慢プレイや
(1-23 ピッチに倒れたまま動かない / 2-35 しばらく呆然と見ている)、
久保くんと併走してピッチ内を爆走する副審が笑える(2-38)。

【JAFTV:Team Cam Vol3】

宿舎や更衣室での選手の表情や
中継カメラとは違うアングルでゴールシーンが楽しめる。

翌11日、久しぶりに日刊スポーツとスポニチを買ったら1部160円、
30円も値上がりしていた! しかも1面はラグビーの記事。
日本vsドイツの記事は4面に追いやられていた。
日本サッカー史上、歴史的な試合だったのに、トホホである。

*1面                *4-5面

それでも、「なるほど」と思った記事があったので紹介したい。
【コラム】金子達仁
スペインの知将がドイツ戦を分析

さて、今夜9時20分から日テレで放送されるトルコ戦。
先発メンバーを大幅に変えるということなので予想してみた。
またいい試合を観せて欲しい。

それにしても、今年はワールドカップが多すぎる。
バレーボール、バスケット、ラグビー、U18野球もワールドカップ。
メディアは本家のサッカーを、もっと大事にしてほしい。
女子W杯のテレビ放送は日本戦だけだったし、
今やってるU23アジア杯の予選なんてネット配信さえない。
この先もっとひどくなるのかと、いささか心配ではある。

女子W杯2023、閉幕

2023年8月21日  タグ: トピックス   コメントする

8月20日、これまでで一番長い、
1ヶ月に渡って続いた初物尽くしの女子W杯が終わった。
決勝はスペインが1:0でイングランドを破り、初優勝に輝いた。
加えて日本と並ぶ、U17とU20を含む3世代のW杯優勝も成し遂げた。

悪質なファウルが多いイングランドじゃなくて良かった。
勝つためなら何をしてもいい、そう思っているようなチームだった。
特にひどかったのが後半スペインが得たPKの時。ボールを置く前から
執拗な抗議で位置を直させ、キッカーにプレッシャーを与える。
さらに見事なセーブでPKを止めたGKは「ザマーミロ」と言わんばかりに
舌を出して挑発。こんな選手がゴールデングラブ賞だなんて・・

とにかく決勝のスペインは素晴らしかった。
どんなボールでもピタッと止め、何人に囲まれても見事なパスワークで
前に運ぶ。なでしこ戦の大敗から立ち直ったチームの修正力と
一体感も見事!優勝にふさわしいチームだった。

⚽️ 決勝:スペイン vs イングランド


残念だったのは、授賞式でゴールデンブーツ(得点王)の
宮澤ひなたの名が会場でアナウンスされなかったこと。
せっかく中継カメラが場内スクリーンを映し出していたのに、
せめて顔写真くらい出せばいいのに、と愚痴りたくなる。

W杯は勝ち進むにつれ、喜びも悲しみも大きく深くなる。
なでしことしては残念無念の大会ではあったが、大きく引き離されたと
思っていた欧米勢と、互角に戦えるところまで来たことは確か。
そして、記憶に残るゴールや選手は数あれど、
(1位は何と言っても準決勝の豪州サム・カーの同点ゴール!)
記憶に残るチームの筆頭は、なでしこだったと思う。
その喜びを噛みしめたい。ハイ、身内びいきの極みです。

⚽️ 準決勝:スペイン vs スウェーデン
⚽️ 準決勝:オーストラリア vs イングランド
⚽️ 3決:スウェーデン vs オーストラリア

【追伸】
決勝のオープニングセレモニーで、選手入場の前に
優勝トロフィーを持って登場したのが宮間あやだった。
見逃したと後から知って、後悔。