酉松会(ゆうしょうかい)とは、
一橋大学サッカー部の活動を支援するOBの団体で
OB・現役有志の寄稿による「酉松会新聞」の発行、
OB戦やフットサルの開催など様々な活動を行い、
当ウエブサイトで公開しています。

トピックス

上位に連敗も4位キープ

2025年6月2日  タグ: トピックス   コメントする

6月1日(日)リーグ第9節、vs 上智大学を観戦。
小平Gのコーナー周辺に大勢の学生集団が集まっていて
応援席もかなりの数のサポーターで埋まっている。その近くで
アップしているエンジのユニホームが一橋? でもストッキングが違う。
あれ?変えたのかなと思っていたら、エンジが上智で、一橋は白だった。
そして試合が始まると学生集団も応援席のサポーターも上智を応援!?
小平Gの雰囲気は上智のホームゲームのようだった。やれやれ。
戦う前から負けていたのかも😢

【先発・交代】
GK:41 藤原拓海(3年)
DF: 2 安部維宏(4年)
DF: 7 赤金龍之輔(4年)→ 74分 MF18 河田一心(2年)
DF:14 篠田啓太(4年)
DF:16 相内馨太(2年)
DF:22 鈴木泰人(2年)→ 70分 FW11 藤原 凌(3年)
MF: 4 上尾 陸(3年)
MF:10 堤 翔太(4年)
FW: 8 八巻太朗(4年)
FW: 9 三浦考貴(4年)
FW:13 西野景一郎(4年)→ 87 MF23 窪田昌平(4年)

【得点】31分 FW9 三浦考貴
【失点】6分 MF15 福島広大、13分 DF4 中村宥翔(PK)

試合開始から上智の素早く激しい(ファウルも辞さない)プレスに
一橋は押し込まれ、前半早々に2失点。しかし31分、カウンターから
チーム得点王の三浦考貴が放ったロングシュートはGKの頭上を越え、
ガラ空きのゴールに吸い込まれた。パリ五輪のブラジル戦で
谷川萌々子が決めた同点ゴールを思い出させる見事なシュートだった。
あ、ゴールの瞬間は、いつもシャッターを切るのを忘れるので
撮れてません。悪しからず。




後半は西の空から怪しい雷雲が近づき、夕方のように暗くなる。
一橋は上智のプレスに慣れてきてロングボールからのカウンターや
左サイドを崩してのクロスからゴールを狙うも、
上智の巧みなオフサイドトラップや固い守備に阻まれる。くそ!

後半13分、2枚目のイエローで上智の選手が1人退場となり
一橋は一気に攻勢に出るが、攻撃パターンが単調過ぎて
守備に徹した上智からゴールを奪えず、時間だけが虚しく過ぎていく。
後半ロスタイム、ペナルティエリア近くでFKを得たが、
2年MFの河田一心が放ったシュートはバーの上を越え、試合終了。
後半途中から降り出した雨に濡れながら寂しく家路に着いた。

前節で成城大学に1-5で大敗し首位から4位に後退したが、
今節はかろうじて4位をキープ。とにかく上位チームに勝たないと
順位は上がらないし、下位チーム戦での取りこぼしもあってはならない。
そのためには攻撃パターンを増やさないといけないと思う。
CFが後ろに下がったり斜めの動きで相手DFを釣り出し、その裏を
2人目、3人目の選手が連動して突くようなことをしないと点は奪えない。
これからの精進に期待したい。それと応援サポーターが少な過ぎる。
OBにはもっと小平Gに足を運んでほしい。お願いします!

一橋、リーグ首位に!

2025年5月19日  タグ: トピックス   コメントする

5月18日(日)リーグ第7節、vs 芝浦工業大学戦。
夕方5時キックオフのアウェイ試合、一橋は前節の先発から
1人だけ替えて臨む。前半14分、左CKから流れてきたボールを
ファーにいた4年FWの西野景一郎が足で押し込み先制する。
この1点を粘り強く守り抜き、ついにリーグ首位に躍り出る!

とはいえ、上位6チームが勝ち点差3以内で並ぶ大混戦。
いつ順位がひっくり返ってもおかしくない。今後も気を抜かず、
1戦1戦が決勝だと思って大事に戦って欲しい!

【先発・交代】
GK:21 藤原 律(4年)
DF: 2 安部維宏(4年)
DF:14 篠田啓太(4年)
DF:16 相内馨太(2年)→ 90分+1 DF17 中川純成(3年)
DF:22 鈴木泰人(2年)
MF:10 堤 翔太(4年)
MF: 4 上尾 陸(3年)
FW: 8 八巻太朗(4年)
FW: 9 三浦考貴(4年)→ 62分 DF7 赤金龍之輔(4年)
FW:13 西野景一郎(4年)→ 90分+4 MF5 若林 慧(3年)
FW:20 瀬崎斗雅(4年)→ 81分 MF19 森田敢三(3年)

ちなみにこの試合はYouTubeで観たのだが、ずっと引いた絵が多く
詳細が分かりづらかった。スマホで撮っているらしいのでズームが
難しいと思うが、もっと怖がらずに寄ったり引いたりして欲しい。
老眼OBからのお願いです、はい。

OB戦 & 東京科学大学戦

2025年5月12日  タグ: トピックス   コメントする

福本 浩(昭52卒 酉松会新聞編集長)記

5月11日(日)午前10時半、快晴の小平Gで0B戦が開催された。
上は昭52卒の71歳(私です)、下は令6卒の23歳、
幅広い年代のOBが集まったが、参加者が14-5名?だったので
やむなくグラウンド半面を使ってのミニサッカーとなる。


現役部員の助っ人も借りて8対8の2チームに分かれ、
10分ずつ休憩を挟みながら5セットやったのだが、
これが結構楽しかったんですよ。
あまり走らなくて済むし、パスサッカーの醍醐味も味わえる。
年齢差による走力の違いが気にならなくなるから、
世代が離れたOB間の距離も縮まり笑顔が増えたような気がする。
次回はもっと多くのOBが来て欲しいものだが、試合形式としては
今回のようなミニサッカーの方がいいかも知れない。





午後2時半からリーグ第6節、vs東京科学大学戦を観戦。
東京工業大学と東京医科歯科大学の統合により昨年設立した大学で、
順位は一橋のひとつ上の4位。勝てば上位進出となる大事な試合だ。

【先発・交代】・・フォーメーションは4-4-2
GK:21 藤原 律(4年)
DF: 2 安部維宏(4年)
DF:14 篠田啓太(4年)
DF:16 相内馨太(2年)
DF:22 鈴木泰人(2年)→ 62分 DF7 赤金龍之輔(4年)
MF:10 堤 翔太(4年)
MF: 6 伊崎 穣(2年)→ 90分 DF17 中川純成(3年)
FW: 8 八巻太朗(4年)
FW: 9 三浦考貴(4年)→ 85分 MF23 窪田昌平(4年)
FW:13 西野景一郎(4年)
FW:11 藤原 凌(3年)→ 74分 MF4 上尾 陸(3年)

試合は予想外の展開となる。
キックオフ直後にGK藤原律が蹴ったボールが相手に当たり
直接ゴールに入ってしまったのだ。幸い前半8分にPKを得て
一橋は同点のチャンスを迎えたのだが、FW八巻太朗が
ゴールポストの左に外してしまう。嫌な展開。

それでも前半11分、三浦考貴が待望の同点ゴールを決め、
後半20分には、またも三浦が気迫のゴールを押し込み遂に逆転!!
その後は相手のパワープレイに押され危ない何度かシーンがあったが、
集中を切らさず全員で守りきり逃げ切った。パチパチ!
三浦は今季6試合で6ゴールと絶好調。頼りになるFWだ。



【試合ハイライト】
https://www.youtube.com/live/At91MgeMxWo

一橋はリーグ3位となり、次節で戦う2位の芝浦工業大学との
勝ち点差は1、その翌週で戦う1位の成城大学との差は2に迫った。
この勢いで勝ち抜いて欲しい!

如水会館にて総会開催

2025年1月22日  タグ: トピックス   コメントする

令和7年(2025)1月11日(土)、
今年も小平グラウンドにてOB戦、如水会館でOBOG総会及び
懇親会が開催され、終始和やかな雰囲気に包まれて終了した。
令和6年度シーズンは最下位で2部降格という残念な結果に終わり、
優勝・昇格した昨年度に比べてOBの集まりは20数名と少なかった。
致し方ないことだが、こういう時こそ現役たちをサポートしたいものだ。
現役の活躍こそが酉松会の原動力なのだから。



それにしても今年の卒業生18名の就職先は、
ほとんどが金融やコンサルティングの会社で、商社やメーカーは
一人もいなかった。これも時代だろうか。もうひとつ驚いたのが、
現役の事業活動の業績が右肩上がりに伸び、事業を法人化して
カフェの経営までやるという報告もあったことだ。

古いOBの中には事業活動より本来のサッカーに
力を入れるべきという意見もあるが、80名を超す部員を抱える
部の運営は、もはやOBの寄付だけではやっていけないのが現状なのだ。
また、地域に根付いたスポーツクラブ作りという理念も重要である。
この件に関する記事を3月発行の酉松会新聞に掲載する予定。
お楽しみに!

広島ツアー顛末記

2024年12月9日  タグ: トピックス   コメントする

12月5日から6日にかけ、昭49~53卒の仲間と広島ツアー。
今年2月に開業したサッカースタジアム EDION PEACE WING での
サッカー観戦とお好み焼きを楽しむために企画したツアーで、
東京・神戸・広島在住のOB8名が参加して大いに楽しんだ。
かなり私的な旅行記だが、酉松会には広島出身のOBOGが多いので
楽しんでくれると勝手に期待して掲載することにする。

まずは素晴らしい EDION PEACE WING のこと。
チケットは4階のハイカウンターテラス席で1人4000円。
テーブルに食べ物や飲み物を置いて観戦できる席で、ピッチが近いし
全体も見渡せるし、売店、トイレ、喫煙スペースも近くて最高だった。
何より試合の途中で他の席に行っても止める監視員がいない。
このおおらかさが広島だ。いいねえ!

ちなみに観戦したのは ACL2のサンフレッチェ広島 vs 東方(中国)。
試合は4-1で広島が勝つ。今季限りで引退する青山敏弘のゴールを
間近で観られたのがラッキーだった。ただ急激に冷え込んできて、
全員70を超えたジジイなので、後半12分に3-1になって広島の勝利が
確実になった時点でスタジアムを後にした。情けないことではある。



観戦後は市の中心部にあるお好み焼き屋で忘年会。
広島出身のOBが予約してくれた知る人ぞ知る「鉄板焼ちか」。
カープの選手もよく来るという店で、これが感動的にうまかった。
言葉にするのは難しいが、東京で食べる広島風お好み焼きというと、
生地、豚肉、キャベツ、卵焼き、そば、ネギ、青のり、ソースが
バラバラに合体しているような感じだが、この店のお好み焼きは
全てが調和し渾然一体となっている。特にそばが全然違う。
麺の太さや固さがラーメンとソーメンの中間のような味わいで
(分かりますか?)、焼きそばも食べてみたが、本当に美味しかった。
さすが本場、来て良かった。もう虜です。


こんな地元の人しか知らないようなローカルな店にアイルランドと
ドイツから来た女性観光客、そしてイスラエルから来た赤ちゃん連れの
夫婦も来店。SNSで知ったらしい。とんでもない時代です、ハイ。

広島ツアー2日目。
レンタカーで1時間半、瀬戸内海に浮かぶ大崎下島の御手洗地区へ。
江戸時代から昭和に至古い街並みが保存されているのだ。
平日なので訪れる人も少なく、ゆったりと散策を楽しんだ。

【御手洗観光マップ】
http://mitarai.org/common/pdf/mitaraimap2020.pdf







ただ、土日しかやっていない店が多いのが残念。
昼食が食べられる場所は1軒しかなかった。昭和レトロ感あふれる
「みはらし食堂」にてラーメンと茄子の煮浸しを食べる。安くてうまし!
このラーメンの麺は昨夜食べたお好み焼きに入っていた麺と同じものだった。
うーん、広島のお好み焼きとラーメンを極めたい!そう思わせる味。


広島駅に戻る前に海上自衛隊呉史料館に立ち寄る。
本物の潜水艦の中を覗ける「てつのくじら館」と戦艦大和の
10分の1の模型に興味を惹かれたが、人間魚雷「回天」には胸が痛んだ。
今ではドローンという無人の兵器が遠隔操作で人の命を奪ってる。
国家がなくならない限り人類と戦争の歴史は終わらない。





旅の終わりに、呉市出身の後輩が教えてくれた1個100円の名物
フライケーキ(あんドーナツのようなもの)をテイクアウトし、
同期が買った牡蠣弁当を羨ましく眺めながら帰途に着いた。

福本 浩(昭52卒)記