酉松会(ゆうしょうかい)とは、
一橋大学サッカー部の活動を支援するOBの団体で
OB・現役有志の寄稿による「酉松会新聞」の発行、
OB戦やフットサルの開催など様々な活動を行い、
当ウエブサイトで公開しています。

トピックス

ちょっといい話

2025年7月3日  タグ: トピックス   コメントする

さる6月30日、千葉市在住の斉藤泰敏さん(昭41卒・81歳)から
メールと6月29日付朝日新聞1面の記事が送られてきました。
ご自宅の隣に市が一方的に設置したゴミ集積場の悪臭とカラス被害に
20年以上悩まされてきた斉藤先輩は、一昨年、管理利用している
町内会の住民を千葉地裁に提訴し、2年に及ぶ裁判の末、
今年2月にようやく勝訴したという記事です。

ここで上記の記事が朝日新聞に掲載されるに至った経緯を紹介します。
まず今年3月、裁判に勝訴した斉藤先輩から私宛にメールが届きました。
この機会に町内会の横暴かつ理不尽な人権侵害を広く世に知らしめ、
最終的には千葉市の行政責任を明確化したいとのことでした。

斉藤先輩の同期に朝日新聞OBで酉松会新聞を創刊された
相良保彦先輩がいらっしゃるのですが、病気入院中でしたので、
朝日新聞経済部に勤務する志村 亮くん(平9卒)の連絡先を
お伝えしました。その志村くん経由で千葉支局の司法記者である
植松 敬氏(早大バレーボール部出身)が書いてくださったのです。

さらに付け加えると、
斉藤先輩が提訴した裁判を引き受け解決に導いたのが、
酉松会の初代会長で元最高裁判事の故松本正雄大先輩が創設された
「丸の内総合法律事務所」でした。また斉藤先輩は地元シニアチーム
「AC千葉」で谷口伸一さん(昭51卒)らと今でも一緒にボールを
蹴る仲だそうです。多分、私と同期のヤスべーこと故安部裕二くんも
一緒だったと思います。酉松会OBの繋がりが感じられる
「ちょっといい話」でした。

酉松会新聞編集長 福本 浩(昭52卒)記

上位に連敗も4位キープ

2025年6月2日  タグ: トピックス   コメントする

6月1日(日)リーグ第9節、vs 上智大学を観戦。
小平Gのコーナー周辺に大勢の学生集団が集まっていて
応援席もかなりの数のサポーターで埋まっている。その近くで
アップしているエンジのユニホームが一橋? でもストッキングが違う。
あれ?変えたのかなと思っていたら、エンジが上智で、一橋は白だった。
そして試合が始まると学生集団も応援席のサポーターも上智を応援!?
小平Gの雰囲気は上智のホームゲームのようだった。やれやれ。
戦う前から負けていたのかも😢

【先発・交代】
GK:41 藤原拓海(3年)
DF: 2 安部維宏(4年)
DF: 7 赤金龍之輔(4年)→ 74分 MF18 河田一心(2年)
DF:14 篠田啓太(4年)
DF:16 相内馨太(2年)
DF:22 鈴木泰人(2年)→ 70分 FW11 藤原 凌(3年)
MF: 4 上尾 陸(3年)
MF:10 堤 翔太(4年)
FW: 8 八巻太朗(4年)
FW: 9 三浦考貴(4年)
FW:13 西野景一郎(4年)→ 87 MF23 窪田昌平(4年)

【得点】31分 FW9 三浦考貴
【失点】6分 MF15 福島広大、13分 DF4 中村宥翔(PK)

試合開始から上智の素早く激しい(ファウルも辞さない)プレスに
一橋は押し込まれ、前半早々に2失点。しかし31分、カウンターから
チーム得点王の三浦考貴が放ったロングシュートはGKの頭上を越え、
ガラ空きのゴールに吸い込まれた。パリ五輪のブラジル戦で
谷川萌々子が決めた同点ゴールを思い出させる見事なシュートだった。
あ、ゴールの瞬間は、いつもシャッターを切るのを忘れるので
撮れてません。悪しからず。




後半は西の空から怪しい雷雲が近づき、夕方のように暗くなる。
一橋は上智のプレスに慣れてきてロングボールからのカウンターや
左サイドを崩してのクロスからゴールを狙うも、
上智の巧みなオフサイドトラップや固い守備に阻まれる。くそ!

後半13分、2枚目のイエローで上智の選手が1人退場となり
一橋は一気に攻勢に出るが、攻撃パターンが単調過ぎて
守備に徹した上智からゴールを奪えず、時間だけが虚しく過ぎていく。
後半ロスタイム、ペナルティエリア近くでFKを得たが、
2年MFの河田一心が放ったシュートはバーの上を越え、試合終了。
後半途中から降り出した雨に濡れながら寂しく家路に着いた。

前節で成城大学に1-5で大敗し首位から4位に後退したが、
今節はかろうじて4位をキープ。とにかく上位チームに勝たないと
順位は上がらないし、下位チーム戦での取りこぼしもあってはならない。
そのためには攻撃パターンを増やさないといけないと思う。
CFが後ろに下がったり斜めの動きで相手DFを釣り出し、その裏を
2人目、3人目の選手が連動して突くようなことをしないと点は奪えない。
これからの精進に期待したい。それと応援サポーターが少な過ぎる。
OBにはもっと小平Gに足を運んでほしい。お願いします!

一橋、リーグ首位に!

2025年5月19日  タグ: トピックス   コメントする

5月18日(日)リーグ第7節、vs 芝浦工業大学戦。
夕方5時キックオフのアウェイ試合、一橋は前節の先発から
1人だけ替えて臨む。前半14分、左CKから流れてきたボールを
ファーにいた4年FWの西野景一郎が足で押し込み先制する。
この1点を粘り強く守り抜き、ついにリーグ首位に躍り出る!

とはいえ、上位6チームが勝ち点差3以内で並ぶ大混戦。
いつ順位がひっくり返ってもおかしくない。今後も気を抜かず、
1戦1戦が決勝だと思って大事に戦って欲しい!

【先発・交代】
GK:21 藤原 律(4年)
DF: 2 安部維宏(4年)
DF:14 篠田啓太(4年)
DF:16 相内馨太(2年)→ 90分+1 DF17 中川純成(3年)
DF:22 鈴木泰人(2年)
MF:10 堤 翔太(4年)
MF: 4 上尾 陸(3年)
FW: 8 八巻太朗(4年)
FW: 9 三浦考貴(4年)→ 62分 DF7 赤金龍之輔(4年)
FW:13 西野景一郎(4年)→ 90分+4 MF5 若林 慧(3年)
FW:20 瀬崎斗雅(4年)→ 81分 MF19 森田敢三(3年)

ちなみにこの試合はYouTubeで観たのだが、ずっと引いた絵が多く
詳細が分かりづらかった。スマホで撮っているらしいのでズームが
難しいと思うが、もっと怖がらずに寄ったり引いたりして欲しい。
老眼OBからのお願いです、はい。

OB戦 & 東京科学大学戦

2025年5月12日  タグ: トピックス   コメントする

福本 浩(昭52卒 酉松会新聞編集長)記

5月11日(日)午前10時半、快晴の小平Gで0B戦が開催された。
上は昭52卒の71歳(私です)、下は令6卒の23歳、
幅広い年代のOBが集まったが、参加者が14-5名?だったので
やむなくグラウンド半面を使ってのミニサッカーとなる。


現役部員の助っ人も借りて8対8の2チームに分かれ、
10分ずつ休憩を挟みながら5セットやったのだが、
これが結構楽しかったんですよ。
あまり走らなくて済むし、パスサッカーの醍醐味も味わえる。
年齢差による走力の違いが気にならなくなるから、
世代が離れたOB間の距離も縮まり笑顔が増えたような気がする。
次回はもっと多くのOBが来て欲しいものだが、試合形式としては
今回のようなミニサッカーの方がいいかも知れない。





午後2時半からリーグ第6節、vs東京科学大学戦を観戦。
東京工業大学と東京医科歯科大学の統合により昨年設立した大学で、
順位は一橋のひとつ上の4位。勝てば上位進出となる大事な試合だ。

【先発・交代】・・フォーメーションは4-4-2
GK:21 藤原 律(4年)
DF: 2 安部維宏(4年)
DF:14 篠田啓太(4年)
DF:16 相内馨太(2年)
DF:22 鈴木泰人(2年)→ 62分 DF7 赤金龍之輔(4年)
MF:10 堤 翔太(4年)
MF: 6 伊崎 穣(2年)→ 90分 DF17 中川純成(3年)
FW: 8 八巻太朗(4年)
FW: 9 三浦考貴(4年)→ 85分 MF23 窪田昌平(4年)
FW:13 西野景一郎(4年)
FW:11 藤原 凌(3年)→ 74分 MF4 上尾 陸(3年)

試合は予想外の展開となる。
キックオフ直後にGK藤原律が蹴ったボールが相手に当たり
直接ゴールに入ってしまったのだ。幸い前半8分にPKを得て
一橋は同点のチャンスを迎えたのだが、FW八巻太朗が
ゴールポストの左に外してしまう。嫌な展開。

それでも前半11分、三浦考貴が待望の同点ゴールを決め、
後半20分には、またも三浦が気迫のゴールを押し込み遂に逆転!!
その後は相手のパワープレイに押され危ない何度かシーンがあったが、
集中を切らさず全員で守りきり逃げ切った。パチパチ!
三浦は今季6試合で6ゴールと絶好調。頼りになるFWだ。



【試合ハイライト】
https://www.youtube.com/live/At91MgeMxWo

一橋はリーグ3位となり、次節で戦う2位の芝浦工業大学との
勝ち点差は1、その翌週で戦う1位の成城大学との差は2に迫った。
この勢いで勝ち抜いて欲しい!

如水会館にて総会開催

2025年1月22日  タグ: トピックス   コメントする

令和7年(2025)1月11日(土)、
今年も小平グラウンドにてOB戦、如水会館でOBOG総会及び
懇親会が開催され、終始和やかな雰囲気に包まれて終了した。
令和6年度シーズンは最下位で2部降格という残念な結果に終わり、
優勝・昇格した昨年度に比べてOBの集まりは20数名と少なかった。
致し方ないことだが、こういう時こそ現役たちをサポートしたいものだ。
現役の活躍こそが酉松会の原動力なのだから。



それにしても今年の卒業生18名の就職先は、
ほとんどが金融やコンサルティングの会社で、商社やメーカーは
一人もいなかった。これも時代だろうか。もうひとつ驚いたのが、
現役の事業活動の業績が右肩上がりに伸び、事業を法人化して
カフェの経営までやるという報告もあったことだ。

古いOBの中には事業活動より本来のサッカーに
力を入れるべきという意見もあるが、80名を超す部員を抱える
部の運営は、もはやOBの寄付だけではやっていけないのが現状なのだ。
また、地域に根付いたスポーツクラブ作りという理念も重要である。
この件に関する記事を3月発行の酉松会新聞に掲載する予定。
お楽しみに!