酉松会(ゆうしょうかい)とは、
一橋大学サッカー部の活動を支援するOBの団体で
OB・現役有志の寄稿による「酉松会新聞」の発行、
OB戦やフットサルの開催など様々な活動を行い、
当ウエブサイトで公開しています。

トピックス

長崎ツアー2025

2025年12月5日  タグ: トピックス   コメントする

まず最初の写真を見ていただきたい。
録画した11月29日のなでしこvsカナダ戦の画面を写したものだが、
よく見直すと我々一行の姿が映っていた!(前から3列目の席)
そう、昨年12月の広島ツアーに続き、昭51~53卒の仲間と2泊3日の
長崎ツアーを敢行し、話題のピーススタジアム長崎で生観戦したのである。
以下、その顛末記。

試合前日の夕方の便で長崎に入る予定だったが、いきなりハプニング。
搭乗するエアバスが強い太陽フレアの影響で飛行制御に必要なデータ破損の
可能性があるとして違う機体にチェンジとなり、出発が4~50分遅れた。
いや、これは全て後で知った話で、搭乗口では機体の不具合としか
アナウンスされなかった。でも、飛べただけでもラッキーだったようだ。

出だしはつまづいたが、翌日は快晴で暑いくらい。
15時キックオフの前に路面電車と徒歩で出島、平和公園、稲佐山山頂からの
眺めを楽しむ。1万歩を越えるジジイにはキツイ観戦前の準備運動だった。





前置きはこのくらいにして、ピーススタジアム長崎について記す。
実は1名、高額なスタジアムシティホテルに宿泊した裏切り者がいて、
まずはそいつの部屋に乱入。ベランダからピッチが見下ろせる。
すげえ! なでしこの選手やスタッフも泊まっていたらしく、
前夜に長谷川唯を見かけたと言っていた。くそ!


座席に着く。バックスタンドのアウェイ側で、前から3列目。
ち、ちかい、ピッチが! タッチラインまで5メートルしかない。
こんな近くで観るのは小平グラウンドでの現役の試合ぐらいか。
控え選手やスタッフ用のベンチもなく皆スタンドの席に座っている。
イングランドのスタジアムのよう。

さて、ここで卒業以来50年近く会っていなかった長崎在住の同期、
斎藤節雄くん(昭52卒)と再会を果たす。長崎ツアーを企画した
最も重要な意図。全然変わってない。会ってすぐわかった。懐かしい!




いよいよドキドキワクワクのキックオフ。
プレイも迫力満点、ボールを蹴る音や選手たちの声もよく聞こえる。
谷川の先制ゴールも間近で観られた。スタンドが一気に盛り上がる。
得点後にGk以外のFP全員が円陣を組み、何やら話し合っていた。
失点後ならよくあることだが、初めて観る光景だ。試合中でも
選手たちだけで密に連携や戦術を話し合うようになっのか、
成長したなあと勝手に思っている。




贅沢な話だが、座席に関して難を言わせてもらうと、
目線が低すぎて反対側のゴールがよく観えなかった。特に後半は、
ほとんどホーム側で試合が進み、しかも2ゴールを見逃した。
もう少し上の席の方がよかったかなあと後悔。あとですね、
喫煙ブースが外にしかなく、しかも1箇所だけ。それが不満。
この点だけは広島のスタジアム「EDION PEACE WING」の勝ちです(笑)
参照:広島ツアー顛末記

夜は斎藤くんが予約してくれた割烹料理店で懇親会。
タイやクジラの刺身、鯨カツ、生からすみ大根など美味しい長崎料理と
地酒を堪能した。たらふく飲み食いして、ひとり7000円だって!
安いわぁ、長崎。名物のちゃんぽん・皿うどん・トルコライスも美味かったし、
路面電車でどこへでも行けるし、いい街だ、長崎は。名残り惜しいなあ。

福本 浩(昭52卒 酉松会新聞編集長)記



東大OB・職員との定期戦

2025年11月25日  タグ: トピックス   コメントする

11月23日、毎年恒例の東大OB・職員との定期戦が行われた。
今にも雨が降りそうな肌寒い天気、我が一橋は、わずか13名。
1本目から肉離れを起こす選手もいてギリギリの戦いとなり、
ほとんどのメンバーが20分X4本出ずっぱり。膝が不安な私は
(全員そうなのだが・・)10分X4本で勘弁してもらった。
それでも、こんなに出たのは初めてか?

一方、東大OBチームは10分で5〜6名交代できる余裕があり、
羨ましかった。交代が多すぎて、12名になっていることに
笛が鳴った後も気づかなかったのが2度もあった。ご愛嬌(笑)




というわけで、柄にもなく2年連続で優勝していた一橋だったが、
今年は得点ゼロで3位(つまりビリ)、定位置に落ち着いた(笑)
優勝したのは中学生の孫(結構うまい)を登場させた東大職員チーム。
一応60歳以上が原則であり、それはずるいんじゃないかという声も。
ただ東大OBチームも30代の娘婿が参戦しているし、一橋も平成卒の
50代後半の助っ人がいるし、大きな声では言えない。まあ、いいか。

さて、試合後のお楽しみ。
懇親会は今大会の最長老で79歳になられる有田 稔先輩(昭44卒)の
乾杯の音頭で始まる。有田先輩は現役時代同様サイドバックを4本務め、
堅実な守備と疲れを知らぬ走力で大会MVPにも選出された。めでたい!
誰もが80代まで頑張ろうと誓い合って今年も無事に散会した。

福本 浩(昭52卒 酉松会新聞編集長)記




令和7年度リーグ戦、終幕

2025年10月18日  タグ: トピックス   コメントする

10月12日の最終節 vs上智戦が小平Gで開催され、
一橋は前半終了間際に先制されるも、後半39分にPKを得て同点。
1-1のドローで今シーズンを終えた。

【先発】4-1-4-1
FW:三浦考貴(4)
MF:赤金龍之輔(4)八巻太朗(4)堤 翔太(4)西野景一朗(4)
アンカー:伊崎 穰(2)
DF:篠田啓太(4)相内馨太(2)安部維宏(4)鈴木泰人(2)
GK:藤原 律(4)

【交代】
76分 伊崎(2)→ 藤原 凌(3)・鈴木(2)→ 上尾 陸(3)
83分 八巻(4)→ 鈴木央資(3)/ 89分 相内(2)→ 八木琳太郎(4)
93分 三浦(4)→ 窪田昌平(4)

【得点】84分 三浦考貴(4)
【失点】45分 田中佑樹





7勝4分7敗で6位。2部残留。
前期は4勝2分3敗で4位と1部昇格を狙える位置にいたが、
後期は夏季中断をはさんで3勝2分4敗。下位チームに勝てない試合が続き
順位を落としてしまった。GKとDFの単純な連携ミスによる失点が
少なくなかったのが残念。リーグ終盤の上位チームとの試合は、
かなりいい試合をしていただけに余計に悔やまれる。GKの指示の声が
もっとあればすぐに改善する話なので、来季はぜひ取り組んでほしい。

驚くのは前期6位だった神奈川工科大学が、後期は8勝1敗で一気に
2位に躍進し、1部昇格を果たしたことである。5位だった創価大学も
後期は5勝2分2敗と好調を維持し4位。この2校との違いを分析して
来季に繋げてほしい。

余談になるが、
最終戦は腰痛のため小平に行くことが叶わずYouTube観戦。
前節の成城大学戦もそうだったが、カメラワークがずいぶん安定した。
最後まで水平が保たれ画面の寄り引きもタイミングが良く観やすかった。
スタッフに感謝したい。

最後に苦言をひとつ。
Xによる発信が主になっているせいか、HPがおざなりになっている。
ニュースや試合情報の更新がほとんどなく、メンバー紹介のページも
1年生が昨年度の4年生になっているし、STAFFも写真の空白が多いまま。
年配OBが見るのはXよりHPなのだから、よろしくお願いする。

酉松会新聞編集長 福本 浩(昭52卒)記

OB戦 & リーグ第14節

2025年9月17日  タグ: トピックス   コメントする

9月14日(日)午前10時半、小平グラウンドでOB戦が行われた。
今回は平成卒OBが大勢集まってくれたおかげで、3チームに分かれ
フルコートでの巴戦になった。初めは涼しくてよかったが、
次第に晴れて暑くなり汗ぐっしょり。それでも気分は爽快、愉快。
年齢の差を忘れさせてくれた。以下は、あるOBから届いたメール。
同感です。

“卒業から数十年経っても、集まって、昔と同じように楽しく
過ごせる場があることに、感謝しかありません。また、参加します”

【後列左から】
丸茂3・関口3・H30松井・H27大山・H30手島・H26大倉・H26小野・
H28岩永・H28蓮池・H28岩永・H26小林(元女子マネ)・岩田3・高木3
【中列左から】
鈴木3・H6吉崎・H14須田・H10幸木・H3横山・H11角井・H9西・
H3岡本・H17竹石・H6向畑・H7神谷・宇都宮4
【前列左から】
H7中村・H6木村・H4赤星・S56日置・S52福本・S63星野・
H7水谷・H7鎌倉・H7重満







続いて午後2時半からリーグ第14節の東京都立大学戦が行われた。
前半終了間際に失点し、後半同点に追いついたが、
自分たちのミスから再び終了間際に失点、1-2で惜敗。
前節の神奈川工科大学戦も0-1で敗れており、夏の中断以降
2連敗でリーグ4位から7位に転落してしまった。
残りは4試合。もう一度チームの戦い方を見直し、全員が
気持ちをひとつにして悔いなく戦ってほしいと願うばかりである。





ちょっといい話

2025年7月3日  タグ: トピックス   コメントする

さる6月30日、千葉市在住の斉藤泰敏さん(昭41卒・81歳)から
メールと6月29日付朝日新聞1面の記事が送られてきました。
ご自宅の隣に市が一方的に設置したゴミ集積場の悪臭とカラス被害に
20年以上悩まされてきた斉藤先輩は、一昨年、管理利用している
町内会の住民を千葉地裁に提訴し、2年に及ぶ裁判の末、
今年2月にようやく勝訴したという記事です。

ここで上記の記事が朝日新聞に掲載されるに至った経緯を紹介します。
まず今年3月、裁判に勝訴した斉藤先輩から私宛にメールが届きました。
この機会に町内会の横暴かつ理不尽な人権侵害を広く世に知らしめ、
最終的には千葉市の行政責任を明確化したいとのことでした。

斉藤先輩の同期に朝日新聞OBで酉松会新聞を創刊された
相良保彦先輩がいらっしゃるのですが、病気入院中でしたので、
朝日新聞経済部に勤務する志村 亮くん(平9卒)の連絡先を
お伝えしました。その志村くん経由で千葉支局の司法記者である
植松 敬氏(早大バレーボール部出身)が書いてくださったのです。

さらに付け加えると、
斉藤先輩が提訴した裁判を引き受け解決に導いたのが、
酉松会の初代会長で元最高裁判事の故松本正雄大先輩が創設された
「丸の内総合法律事務所」でした。また斉藤先輩は地元シニアチーム
「AC千葉」で谷口伸一さん(昭51卒)らと今でも一緒にボールを
蹴る仲だそうです。多分、私と同期のヤスべーこと故安部裕二くんも
一緒だったと思います。酉松会OBの繋がりが感じられる
「ちょっといい話」でした。

酉松会新聞編集長 福本 浩(昭52卒)記