酉松会(ゆうしょうかい)とは、一橋大学サッカー部の活動を支援するOBの団体で
OB・現役有志の寄稿による「酉松会新聞」の発行、
OB戦やフットサルの開催など様々な活動を行い、
当ウエブサイトで公開しています。

まず最初の写真を見ていただきたい。
録画した11月29日のなでしこvsカナダ戦の画面を写したものだが、
よく見直すと我々一行の姿が映っていた!(前から3列目の席)
そう、昨年12月の広島ツアーに続き、昭51~53卒の仲間と2泊3日の
長崎ツアーを敢行し、話題のピーススタジアム長崎で生観戦したのである。
以下、その顛末記。
試合前日の夕方の便で長崎に入る予定だったが、いきなりハプニング。
搭乗するエアバスが強い太陽フレアの影響で飛行制御に必要なデータ破損の
可能性があるとして違う機体にチェンジとなり、出発が4~50分遅れた。
いや、これは全て後で知った話で、搭乗口では機体の不具合としか
アナウンスされなかった。でも、飛べただけでもラッキーだったようだ。
出だしはつまづいたが、翌日は快晴で暑いくらい。
15時キックオフの前に路面電車と徒歩で出島、平和公園、稲佐山山頂からの
眺めを楽しむ。1万歩を越えるジジイにはキツイ観戦前の準備運動だった。
前置きはこのくらいにして、ピーススタジアム長崎について記す。
実は1名、高額なスタジアムシティホテルに宿泊した裏切り者がいて、
まずはそいつの部屋に乱入。ベランダからピッチが見下ろせる。
すげえ! なでしこの選手やスタッフも泊まっていたらしく、
前夜に長谷川唯を見かけたと言っていた。くそ!
座席に着く。バックスタンドのアウェイ側で、前から3列目。
ち、ちかい、ピッチが! タッチラインまで5メートルしかない。
こんな近くで観るのは小平グラウンドでの現役の試合ぐらいか。
控え選手やスタッフ用のベンチもなく皆スタンドの席に座っている。
イングランドのスタジアムのよう。
さて、ここで卒業以来50年近く会っていなかった長崎在住の同期、
斎藤節雄くん(昭52卒)と再会を果たす。長崎ツアーを企画した
最も重要な意図。全然変わってない。会ってすぐわかった。懐かしい!
いよいよドキドキワクワクのキックオフ。
プレイも迫力満点、ボールを蹴る音や選手たちの声もよく聞こえる。
谷川の先制ゴールも間近で観られた。スタンドが一気に盛り上がる。
得点後にGk以外のFP全員が円陣を組み、何やら話し合っていた。
失点後ならよくあることだが、初めて観る光景だ。試合中でも
選手たちだけで密に連携や戦術を話し合うようになっのか、
成長したなあと勝手に思っている。
贅沢な話だが、座席に関して難を言わせてもらうと、
目線が低すぎて反対側のゴールがよく観えなかった。特に後半は、
ほとんどホーム側で試合が進み、しかも2ゴールを見逃した。
もう少し上の席の方がよかったかなあと後悔。あとですね、
喫煙ブースが外にしかなく、しかも1箇所だけ。それが不満。
この点だけは広島のスタジアム「EDION PEACE WING」の勝ちです(笑)
参照:広島ツアー顛末記
夜は斎藤くんが予約してくれた割烹料理店で懇親会。
タイやクジラの刺身、鯨カツ、生からすみ大根など美味しい長崎料理と
地酒を堪能した。たらふく飲み食いして、ひとり7000円だって!
安いわぁ、長崎。名物のちゃんぽん・皿うどん・トルコライスも美味かったし、
路面電車でどこへでも行けるし、いい街だ、長崎は。名残り惜しいなあ。
福本 浩(昭52卒 酉松会新聞編集長)記
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