酉松会(ゆうしょうかい)とは、一橋大学サッカー部の活動を支援するOBの団体で
OB・現役有志の寄稿による「酉松会新聞」の発行、
OB戦やフットサルの開催など様々な活動を行い、
当ウエブサイトで公開しています。

深秋の候、酉松会員の皆様におかれましては、ますます御清栄のことと
お喜び申し上げます。平素より一橋大学ア式蹴球部には、厚くご支援を
頂き御礼を申し上げます。
皆様ご存じのことと思いますが、東京都大学サッカーリーグ戦2部が終了し、
一橋大学ア式蹴球部は11勝4敗3分で勝ち点36の2位という結果となり、
36年ぶりとなる1部昇格を果たしました。
5月より開幕したリーグ戦では、OB・OGの皆様にも熱い応援を頂きました。
戦いは最終節まで昇格の行方がもつれる展開となりましたが、
チーム一丸となって1部昇格という最高の結果を掴むことができました。
つきましては、東京都1部昇格の祝勝会を下記の要領で開催致しますので、
ご案内申し上げます。大変お忙しいこととは存じますが、何卒ご出席下さい
ます様、宜しくお願い申し上げます。
日時:平成28年12月4日(日) 午後5時30分開会(受付午後5時~)
場所:代々木倶楽部 東京都渋谷区代々木3-59- 9 電話03-3370- 3141
(小田急線参宮橋駅より徒歩3分余)
会費:10,000円
もう一つ、嬉しいニュースがあります。
今年の4年でFWの梶谷卓也くんが、得点 16点で、2部の今季MVPに
選出されました。得点だけを見れば、武蔵大に21得点の選手がいて、
それに次ぐ得点ですが、彼を抑えての選出です。
以下は、梶谷くんのコメントです。
4年の梶谷卓矢です。今年も1年間、OB様をはじめとする関係者様の
手厚いご支援・ご協力を頂きまして、無事リーグ戦を戦い抜くことが
できました。結果としてチームの目標としていた36年ぶりの1部昇格を
達成した他、副賞としてチームのフェアプレー賞、私と同じ4年池田修の
優秀ゴールキーパー賞、そして私の2部リーグ最優秀選手賞を獲得する
ことができました。どれもこれも、現役が今年1年間の取り組みで掴み
取ったものではなく、長い間積み重ねてきた、一橋大学ア式蹴球部員の
血の滲むような努力が実を結んだものであると捉えています。
また、とりわけ今年に関しましては、これまでにないほど多くのOB様が
会場に足を運び、『生の』声を現役部員に届けてくださったことが、
どんな時でも私たちを奮い立たせる何よりの原動力となり、昇格の後押
しとなりました。これからは私もOBとして、後輩たちを応援する側に
回ります。チームは調子の良い時、悪い時とあると思いますが、これまで
私たちがして頂いてきたように、どんな時でも現役を奮い立たせる言葉を
かけてやりたいと思います。いつか私たちの成し遂げた『1部昇格』が、
霞むような結果の残せる団体になるのを夢見て。
本当にありがとうございました。
昇格祝勝会、酉松会総会で皆様にお会いできますことを、楽しみにして
おります。
現役の諸君が、後期リーグの第9節、武蔵大学を3:1で破り、
ついにやってくれました。以下、「小平通信」より転載します。
【マッチレビュー】
10月23日12時20分、首都大学東京グランドで東京都2部リーグ最終節、
武蔵大学戦の火蓋が切って落とされた。勝ち点が同じの一橋と武蔵、
勝利した方が1部昇格を決める、まさに天王山である。
たくさんのOB・OG、保護者、関係者方に応援に駆けつけて頂き、
ピッチ内外が一体となって試合に臨んだ。
先制点が欲しい両チームだったが、先にゴールネットを揺らしたのは、
武蔵だった。FKから失点を許してしまう。早い時間にリードを奪われ、
武蔵の出足の早い守備に攻撃を潰されてなかなか繋げない展開となったが、
一橋は、すぐに追い付くことに成功する。
21分、#35中野正が快足を飛ばして左サイドでキープから鋭いクロスを
あげると、ファーから#30宗が頭で叩き込む。
追い付いてから繋がりが出てきた一橋と、強力FWが脅威となっている武蔵。
後半に入って勝ち越したのは一橋だった。
60分、裏に抜け出した#30宗がミドルレンジからボレーシュートをゴール
右に叩き込む。焦りを見せ、ロングボール中心になった武蔵の攻撃に対し、
集中した守備を見せた一橋は77分、#11手島のフリーキックに#38吉田が
頭で合わせ、価値ある追加点をあげる。
その後の武蔵の猛攻を耐え抜いて、遂に試合終了のホイッスルが鳴り響き、
一橋の36年振りの東京都一部昇格が決まった。これで東京都2部リーグの
全日程が終了し、一橋大学は11勝4敗3分、勝ち点36の2位という結果となった。
また、#1池田修の優秀ゴールキーパー賞、フェアプレー賞の受賞も決定した。
長いリーグ戦は、最終戦まで昇格の行方がもつれ、昇格という最高の結末と
なりました。関係者一同これに勝る喜びはありません。学生の諸君、お疲れ
様でした。勝って兜の緒を締めよとはいいますが、新しいスタートに向けて、
新4年生は、しっかりと計画を立てて、頑張ってほしいものです。
大石嘉彦(H5卒)
如水会報の10月号に、酉松会の先輩お二人の訃報が掲載されていました。
情報がなく判りませんでしたが、念のためお知らせいたします。
奥村 一郎さん 昭和21年卒 府立一中 7月5日逝去
外岡 諒三郎さん 昭和23年卒 市立二中 5月18日逝去
心から哀悼の意を表します。
酉松会新聞・第9号が完成しました。
今年の投稿者は次の方々です。ご協力ありがとうございました。
巻頭挨拶
緒方 徹(昭49卒 会長):「流水不争先」
酉松会幹事会より
倉崎 嘉幸(昭56卒):幹事長退任に当たって
小平G人工芝化への期待
有田 稔(昭44卒):人工芝化への思い
河内 純一郎(昭51卒):小平グラウンドの人工芝化に向けて
蓮池 就介(4年 主将):学生側からの想い
リーグ戦を観戦して
清水 征四郎(昭41卒):リーグ戦 観戦記
戦いを終えて
蓮池 就介(4年 主将):礎
金田 大樹(4年 GM):決意と感謝
青木 嵩(4年):充実の4年間
岩永 章佑(4年):虚しさと感謝
大塚 幸司(4年):この4年間で学んだこと
小笠原 健太(4年):戦いを終えて
小島 秀太(4年):サッカーとア式蹴球部と私
後藤 守(4年):サッカーへの情熱
榊原 龍斗(4年):後悔はない
竹本 圭佑(4年):後悔と誇り
平成 28 年度シーズンに向けて
大口 柾文(3年 新GM):今シーズンの抱負
山崎 光(3年 新MGR):マネージャー長としての決意
東西・酉松会有志の会
松丸 鉱一(昭31卒):関東酉松会・シニア有志の会
柴田 暁(昭46卒):関西酉松会のご報告
海外便り
高橋 良多(昭51卒):Selamat tengah hari (こんにちは)
村上 浩三(昭61卒):どっぷりイスタンブール
川上 耕(平4卒):ニュージャージー 少年サッカー事情
自由テーマ
神代 祥夫(昭29卒):思い出の数々
石井 徹(昭30卒):酉松会六十年・・FC 東京前夜まで
村上 信勝(昭36卒):我が青春の思い出
栗又 俊二(昭42卒):恩師回想
土方 周明(昭52卒):私とFC町田ゼルビアとの出会い
安部 太郎(平5卒):GM回顧録
彦坂 達哉(平25卒):ダブル優勝に向けて
追悼
志摩 憲一(昭31卒):故高田勝巳先輩 一周忌追悼記
編集後記
福本 浩(昭52卒 編集長):ほろ苦い記憶