酉松会(ゆうしょうかい)とは、一橋大学サッカー部の活動を支援するOBの団体で
OB・現役有志の寄稿による「酉松会新聞」の発行、
OB戦やフットサルの開催など様々な活動を行い、
当ウエブサイトで公開しています。
さる6月30日、千葉市在住の斉藤泰敏さん(昭41卒・81歳)から
メールと6月29日付朝日新聞1面の記事が送られてきました。
ご自宅の隣に市が一方的に設置したゴミ集積場の悪臭とカラス被害に
20年以上悩まされてきた斉藤先輩は、一昨年、管理利用している
町内会の住民を千葉地裁に提訴し、2年に及ぶ裁判の末、
今年2月にようやく勝訴したという記事です。
ここで上記の記事が朝日新聞に掲載されるに至った経緯を紹介します。
まず今年3月、裁判に勝訴した斉藤先輩から私宛にメールが届きました。
この機会に町内会の横暴かつ理不尽な人権侵害を広く世に知らしめ、
最終的には千葉市の行政責任を明確化したいとのことでした。
斉藤先輩の同期に朝日新聞OBで酉松会新聞を創刊された
相良保彦先輩がいらっしゃるのですが、病気入院中でしたので、
朝日新聞経済部に勤務する志村 亮くん(平9卒)の連絡先を
お伝えしました。その志村くん経由で千葉支局の司法記者である
植松 敬氏(早大バレーボール部出身)が書いてくださったのです。
さらに付け加えると、
斉藤先輩が提訴した裁判を引き受け解決に導いたのが、
酉松会の初代会長で元最高裁判事の故松本正雄大先輩が創設された
「丸の内総合法律事務所」でした。また斉藤先輩は地元シニアチーム
「AC千葉」で谷口伸一さん(昭51卒)らと今でも一緒にボールを
蹴る仲だそうです。多分、私と同期のヤスべーこと故安部裕二くんも
一緒だったと思います。酉松会OBの繋がりが感じられる
「ちょっといい話」でした。
酉松会新聞編集長 福本 浩(昭52卒)記
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