幹事会報告:人工芝敷設工事が正式にGO!
酉松会会員のみなさま
11月24日、小平グラウンドの人工芝敷設工事が
大学側の正式な許可を得て、12月1日から着工する運びとなりました。
工事期間は約4ヶ月。いよいよ始まります。
10月末までの寄附実績は 7,257万円(246名)で、サッカー部負担の
工事費用を除くと、およそ 1,500万円 が持ち越せることになります。
その持ち越し金は、下記の追加工事・追加設備の設置費用、
100周年記念行事と「100年史」の発行・郵送の費用、
及び10年後の人工芝補修工事等に使わせていただきます。
皆様の多大なるご協力に、改めて感謝申し上げます。
【主な追加工事・設備】
*散水設備の撤去
*新しいサッカーゴール2基
*旧シュート板の撤去と新シュート板の設置
*ボール止めフェンスネット
*コーチング及び撮影用やぐら(高さ4.9m)
*移動観覧席4セット(96名)
*ステップボード 100枚(人工芝の養生用)

人工芝寄附、6,500万円突破!
酉松会 会員各位
会員の皆様におかれましてはコロナ禍・自然災害など
未曽有の災禍の中、ご苦労をされていることと拝察いたします。
コロナ第2波が現実になりつつありますので、お体ご自愛ください。
さて1年半進めてまいりました小平人工芝プロジェクトですが、
本当にあと少しのところまで来ました。
6月末までの寄附の状況は、サッカー部は 6,518万円 となり、
目標に掲げる 7,500万円 まで 1,000万円 を切りました。
アメフト部も 5,415万円 まで来ましたので、
両部合計で 1億 1,933万円 となり、3月見積もり時点での
総工費 1億 2,000万円 を、ほぼ確保することができました。
ただ100周年の記念行事、今後数年間のメンテ費用確保に加え、
サッカーコートの規格からみて狭いと指摘される点を改善する
ための追加工事、シュート板の更新、観客用の移動式観覧席の
新設なども引き続き検討中のため、
目標である 7,500万円 までは集めきりたいと思います。
少額でも構いません。
OB・OGが一致団結した結果としての人工芝プロジェクトとして
いきたいので、まだ寄付がお済みでない方、
ここまで来たのであれば更に追加で寄付をしても良いという方は、
是非とも宜しくお願いいたします。
7月4日「酉松会幹事会」より
酉松会新聞 第13号 発刊!
令和になって初めての酉松会新聞、第13号の発刊です。
上は70代から下は10代まで、投稿してくださった方々に感謝です。
ラインアップは以下の通り。じっくりお読みください。
巻頭挨拶
⚽️ 緒方 徹 (昭49卒 会長):2020年に寄せて
小平G人工芝化への期待
⚽️ 神谷 佳典(平7卒):人工芝プロジェクトの進捗状況
百年史秘話
⚽️ 福本 浩 (昭52卒):戦争の時代 〜 部存続の危機
戦いを終えて
⚽️ 右田 大河(4年 主将):困難
⚽️ 高山 修也(4年 GM):信じていること
⚽️ 石田 洸 (4年):4年間の思い出
⚽️ 尾高 洸祐(4年):記憶に残る瞬間
⚽️ 城所 知希(4年):サッカー以外なんもありませんでした
⚽️ 小杉 直輝(4年):夢に見る試合
⚽️ 深井 雄太(4年):ア式人生の集大成
⚽️ 森山 裕理(4年):早起きは辛くなかった
⚽️ 藤井 俊輔(4年):やってみて気づいた地域貢献の意義
⚽️ 大澤 敦 (4年):4ヶ月越しの対面
令和2年度シーズンに向けて
⚽️ 山本 健太(3年 新GM):「懸」 全身全霊を捧げ、1部へ
海外便り
⚽️ 重満 紀章(平7年):グッドモーニング、ベトナム
自由テーマ
⚽️ 村上 仁 (昭52卒):サッカー部OBとは言い難いOB?
⚽️ 小林 治 (昭53卒):海外で出会うサッカー部の不思議な縁
⚽️ 進藤 潤耶(平11卒):オーバーエイジは必要! VARには制限を!
私の学生LIFE
⚽️ 斎藤 五樹(4年):「FC ◯◯」
⚽️ 石川 晃 (4年):事件のにおい、ぷんぷん
⚽️ 下地 政太(4年):僕のア式飲み会人生
⚽️ 杉山 恭平(4年):メキシコが呼んでいる
⚽️ 中西 望 (4年):温泉としゃぶしゃぶ
⚽️ 渡邉 友彬(4年):私をご飯に連れてって
⚽️ 菅家 恵 (4年MG):ア式独自文化
⚽️ 下川 葵 (4年MG):現役時代のオフの過ごし方
⚽️ 河原 岳大(2年):束の間の休息
⚽️ 山口 健介(2年):不足
追悼
⚽️ 田中 好輔(昭41卒):故清水征四郎君の霊に捧げる
⚽️ 高峯 文世(昭43卒):一橋ア式蹴球部のレジェンド 清水さん
⚽️ 緒方 徹 (昭49卒)/ 山崎 彰人(昭49卒)/ 加藤 富朗(昭52卒)
編集後記
⚽️ 福本 浩 (昭52卒 編集長):試練の年、だからこそ!
一橋レガシーを未来へ!
小平グラウンド人工芝化プロジェクトが本格的に始動してから
半年が過ぎ、8月3日までに 63名 の方から 3,765万円 の寄付金が
寄せられました。目標とする1億2000万円のおよそ3分の1。
かなりのハイペースですが、まだまだ道のりは長く険しいです。
この機会に酉松会の方々に申し上げたいことがあります。
小平グラウンドの人工芝化プロジェクトは、
「一橋レガシー Ikkyo Legacy の創出」ということです。
2021年、創部100周年という記念すべき年に、
我々一橋サッカー部のOBが、後輩たちの未来のために
残すことができる、初めての「レガシー(遺産)」なのです。
小平グラウンドで4年間ボールを蹴った・・その絆で結ばれた
「酉松会」という組織の力が、今こそ試されています。
なにとぞご協力のほど、よろしくお願いいたします。
個人的な話になり恐縮ですが、私は昭和52年卒で、
4年生のとき関東2部から東京1部へ降格しました。
リーグ優勝や昇格を果たした代のように誇れるものはありません。
サッカー部への寄付や酉松会の活動にも、長い間、無関心でした。
小平に人工芝グラウンドができれば、そんな私でも、
一橋サッカー部の一員であったことに「誇り」を持つことができます。
数年前から酉松会新聞に投稿する現役たちは、
一橋サッカー部を「ア式」と呼ぶようになりました。
現在、大学のサッカー部で「ア式蹴球部」と呼称するのは、
東大、早稲田、そして一橋の3校だけです。
現役たちが「ア式」と呼ぶのは、100年近い長い歴史を持つ
我が部への「敬意」と「誇り」の表れだと思います。
そして彼らは、すでに「レガシー」も生み出しています。
「ユニット制」です。
他の大学にはない、この独自のチーム運営システムは、
これからも「レガシー」として未来へ引き継がれていくでしょう。
我々OBも負けてはいられません。
小平グラウンドの人工芝化こそ、酉松会の「誇り」であり、
未来に残せる「レガシー」に他なりません。
重ね重ね、ご協力をお願いいたします。
最後に蛇足になりますが、私が「一橋レガシー」を
「いっきょうレガシー」と呼びたい理由を述べます。
私の現役時代、一橋サッカー部の略称は「いっきょう」でした。
試合前の掛け声は「いっきょう、ファイト!」でしたし、
相手チームにもそう呼ばれていたと記憶します。
(たまに蔑称として「いっぱし」と呼ばれることも・・)
ちなみに文化祭は「一橋祭(いっきょうさい)」で、
寮も「一橋寮(いっきょうりょう)」と呼んでいましたね。
ですので、「ア式」という略称には違和感があり、
「いっきょう」の方に親しみと愛着を覚えます。
これは「誇り」が足らないせいでしょうかね。
酉松会新聞 編集長
福本 浩